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【俺に聞け】梅林の戦闘機、2015ver を解説【スタッフバイク】
by: 梅林 康典
さて、
「俺に聞け!!」
と大きく出た甲斐あってか?
ですが。
http://ysroad-nagoya.com/staffblog/2015/05/post-550.html
まぁ、やっぱり元祖・Y's Road名古屋 = BMC といえば
俺だろ、ということで。
梅林の戦闘機・SLR01 の2015仕様も固まったところで
ちょいとご紹介。
ちなみに、2014バージョンは
昨年の、最速店長選手権が最終形。
ここから、果たしてどう変わったのか?
まずは、シーズン初戦となった 伊吹山ヒルクライムでの仕様。
この状態で、6.77kg。
実業団レースでの規定、 6.8kg にギリギリ誤差の範囲で許されました。
2014バージョンから、大きく変わったのは
クランクをシマノ純正の 9000系デュラエースに戻して
出力計測を、STAGES POWER に変更。
これで、クランク周りの更なる剛性アップと確実な変速性能を確保。
しかし
昨年と同様に、インナーチェーンリングはROTORの楕円 36。
アウターの真円と組み合わせることで、使う筋肉を切り替えていく作戦です。。
ここから、さらにアップデートされた2015仕様
がこちら!!
↓
↓
BMC SLR01 梅林2015仕様
2014年モデルですが、2015年モデルとはカラー違いのみ。
しかし、通常の商品はマットカラーですので
このようにツヤツヤではありません。
ご注意ください。
不退転の決意により、今後のシーズンは
ヒルクライムは捨ててロードレースに絞ることを表明。
スピードの変化に対応しつつ、苦手な下りを克服し
さらに終盤まで脚を残す・・・ことを考えて
ホイールは、カーボンクリンチャーである
REYNLODS 46AEROが登場することが増えると思います。
しかし、BONTARAGER アイオロス3 もかなりの戦闘力なので
どちらを使うかは、コースとコンディションによって選択する予定。
タイヤは、IRCの廃盤となった FORMULA PRO がいたくお気に入り。
シュワルベ ONE とのチョイスで迷うところです。
クイックレバーを、シマノに替えているのは
BMC-RACINGのカデル・エヴァンスがEASTONのホイール時代にもクイックレバーがシマノだったことを真似して。
しかし、MTB用のXTRなのはちょいと捻ってみました。
ロードレースのアップダウンでは、ギア比をアウター×ローで走ることも多いので
カーボンドライジャパンのビッグプーリーを装着。
ちなみに、近々ナゾの試作品が装填される予定・・・。
ハンドル周りはアクセントとして
ビーズタイプのアウター。
ヘッドチューブにアウターワイヤーが入るフレームだと、
車に積み込む際の90度にハンドルを曲げるとワイヤーが痛むことが多いため
対策として検証。
バーテープは、昨年から継続使用の
リザードスキンの厚さ1.8mmを愛用。
単価は高いですがその分、長持ちするので結局コストパフォーマンスが向上します。
もちろん、手のひらへのグリップ性が非常に高いこともおススメです。
色は、気分を変えて赤へ。
そして、これも昨年から使用の電動変速用のスプリンタースイッチを装備。
スプリントはできませんし、その局面に絡むことはできませんが
下りでの安全アドバンテージが得られるので、ガチのレースをされない方も重宝します。
レバーの角度は、カチ上がり気味ですが
10度以上 12度 以内 をキープ。
思うに、体の小さい方で登りを多く走りたい場合は
これくらい上げてるほうが乗りやすいかと。
サドルは、Fizi:kの旧型アリアンテですが
昨年のカーボンモデルから一昨年のチームカラーに戻したのは
単なる色のコーディネイトです。
ハンドル周りと同様に、小さい人の悩み対策
ボトルケージを下方向にオフセット。
これで、2本差しを無理なく使えます。
今後も、折があれば仕様は変わっていくとは思いますが
まずはこの状態での実測重量
7.04kg
ちょっと・・・重いですね(苦笑)。
でも、重量の軽さを求めるよりも
乗り手の技量に見合った使いやすいインターフェイスと
力を出し切るためのパーツ選択
が重要だとは思っていますので
コレでいいノダ!!
繰り返しますが
このツヤツヤは、通常の商品にはこざいませんので
ご容赦ください・・・