【インプレ】カーボンホイールの新たな可能性・・・REYNOLDS編
by: 梅林 康典

 

なんか知らんが、めっちゃ注目されてるようで・・・

梅林の

「ホイールの新たな可能性・カーボンクリンチャー」

というインプレ。

http://ysroad-nagoya.com/staffblog/2014/12/3.htm

 

前回までに、BONTARGER アイオロスD3 35 にて複数のタイヤを試しつつ

これまでの常識とされるカーボンホイール = チューブラー にあえて疑問詞をつけつつ

そのメリット・デメリットを検証したわけですが。

 

個人的には、

「いま手持ちのアイオロスのチューブラーと交換で、クリンチャーにしてもエエよ」

という好感触。

いや、タイヤの選択の幅の広さと利便性を考えると、今後はもうこっちをオススメしたほうが良いのではないではないでしょうか?

というぐらい。

 

しかして、実際のところは

BONTARGER のアイオロスが図抜けて素晴らしいのか?

はたまた、他社も含めて今後はクリンチャーが台頭してくるのか?

が争点になるわけです。

 

そういったところを検証すべく

今回からこの土俵に上がってきたのが

 

REYNOLDS 002.jpg

REYNOLDS

 

をお貸し頂いた

ザック2.jpg

レイノルズ氏

いや、別にREYNOLDSの製品を 3倍速い赤いザックの実家で作っているわけでは・・・ない。

(と、思う)

 

今回、この検証のためにやってきたのが

REYNOLDS 001.jpg

REYNOLDS 46AERO

 

以前に梅林も使用していた、FORTY-Sixのモデルチェンジ版。

以前のものは、リム高46mmながらも前後で1,100gという超・軽量が売りでしたが

それが故にリム高の割りに巡航速度が伸びない

というジレンマを抱えておりました。

 

具体的に、大きく変わったのが

REYNOLDS 003.jpg

リムの形状。

ぶっとくなってます。

しかし、BONTRAGER他のように太くカマボコになったのではなく

太くなって膨らんでから、先端はフィンのように尖っている形状。

カジキマグロを髣髴とさせる、形状です。

 

ハブは、これまで通り、DT-SWISS製の240Sにて信頼性も高いです。

BONTARAGERを始め、他社製品も多くはこのハブなので

あとはカーボンリムの性能の勝負

となります。

 

REYNOLDS.jpg

いよいよ、装着しての走行となるわけですが

すみません、いきなりネガティブな印象。

「・・・重い」

前回の、BONTARAGER アイオロスが35mmでこっちが46mmという事情はあるにせよ

持つと重い。

前後で、タイヤ装着してスプロケつけて2kgを超えてしまいます。

 

う~ん、大丈夫か。

前回のBONTARGER アイオロスD3が物凄く好印象だっただけに、

漠然とした不安を感じながらも、走り出す。

 

タイヤは、前回にもっとも評価を高い

シュワルベ ONE をそのまま装着。

これでイコールコンディション。

あとは、病み上がりの梅林の体調が

11月~12月のコンディションよりどこまで落ちてるかですが・・・。

 

向かった先は、通勤練習ルートにしてサンデーライドの定番コースでもある

庄内川の河川敷。

なんですが・・・風、強い。

めっちゃ強い。

名古屋サンデーライド名物にして、関東から来た齋藤くんを苦しめた

伊吹山方面からの北西の風が、46mmのリム高を煽る煽る。

低速だとむしろハンドルを取られて危ないので、トルクをかけてぐりぐり踏んでいくと

おぉ、進む進む。予想以上に進みます。

 

というか、意外にホイールが硬くない

アイオロスの時に感じた、脚がなくなると(踏む力がなくなると)跳ね返される硬さをあまり感じません。

それでいて、リム形状が効果を発揮しているのか

40km/h程度からの伸びが顕著です。

 

また、リムの中にニップルが埋まっていることから

これまでに存在した アルミのリム + カーボンのカウル +スポーク +ハブ

という形状のホイールにあった、それぞれのパーツがバラバラに動いているような感触を心配しましたが

そういったネガティブな感触はなし。

BONTARAGER アイオロスよりもややマイルドな踏み応えですが、

ハブの回転方向のトラクションに対してリムが遅れることなくついてきます。

 

加速したあとは当然、ブレーキ性能。

これは、以前のREYNOLDSにも共通していることなのですが

制動力はかなり高いです。

独特の音がしますが、アルミのホイールと比べても遜色ないレベルです。

(クセはあるので慣れが必要ですが・・・)

 

コーナーリングも、アイオロスに比べてややマイルドな硬さもあいまって

前者よりも扱い易い特性とは思います。

 

そして、肝心の登坂性能。

本来、46mmのリム高と重量を考えるとあまりヒルクライム向きのホイールではないですが

リアのややマイルドな硬さのせいか、登り易いです。

しかし、そこはやはり重量のハンデか急勾配での車体を左右に振っての

登り方では動きが重くなる印象。

今回は、1kmない程度の登りだったので今後、より長い距離にて

検証したいと思います。

(最近、梅林は自分への宿題が増えてばっかだな)

 

さて、重い・重いと繰り返しましたが

実際のところどうなのか?

 

参考までに前輪をタイヤつき・クイックつきで計ってみたところ

1.03kg

対抗として比較してきた、BONTARGAER アイオロスが

1.02kg

・・・あれ?あんまり重くない?

さらに比較対照として、同じDT-SWISSのハブを使用したF社の40mmリム高の

クリンチャータイプを計ってみると

1.09kg

・・・どうやら、「重い」という先入観の可能性もあるようです。

 

一方の、「ややマイルド」と感じたホイールの硬さ。

カーボンリムの硬さを計ることはできませんが、スポークテンションを計測。

比較として、BONTRAGER アイオロスとも

DT-SWISSのエアロスポークですが

前後、フリー側と反フリー側を数箇所に分けて計ってみたところ

総じて、50~55kgfほど REYNOLDSのほうが低いテンションのようです。

しかし、だからといって REYNOLDSのほうが柔らかいということにもならず

BONTARGER アイオロスの場合は、今回はクリンチャーを35mmリム高でお借りしており

REYNOLDSの46mmリム高に対して10mm以上の開きがあり

その分、スポークが長くなります。

カーボンの山が低くなり、スポークが長くなるのでテンションを上げねばならざるを得ず

事実、BONTAREGERのカーボンホイールの中でも35mmリム高が一番スポークテンションが高いそうです。

ちなみに、店頭にあったBONTRAGER アイオロスの50mmリム高のチューブラータイプのスポークテンションを

計ってみましたが、ほぼほぼREYNOLDSと同じテンションか

あるいは低いテンションでした。

とはいうものの、これもチューブラーとクリンチャーというリムの形状がそもそも違うところでの

お話なので比較にはならんですね、はい。

 

今後、このREYNOLDSのカーボンクリンチャーに関しても

より長い期間での色々なコースでの検証をしていきますので

続報をお待ちください。

 

・・・そして、続いては

満を持してあのZ社のカーボンクリンチャーも、梅林のインプレシリーズの土俵に上がってきます。

ご期待ください!!

 

 

 

 

 

 

 

前の記事へ

次の記事へ