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【インプレ】ホイールの新たな可能性かも知れません。カーボンクリンチャー【その2】~チューブラーと比較する~
by: 梅林 康典

 

さて、前回からまるっと1週間も開いてしまいました。

前回の記事↓

【インプレ】ホイールの新たな可能性かも知れません。カーボンクリンチャー【その1】

アイオロスクリンチャー 006.jpg

 

前回はですね、30kmほど走ったあとでのファーストインプレッションだったわけですが、

あれから梅林、 400kmほど走ってみまして。

基本的なインプレはあまり変わってません。

 

要約すると、「めっちゃエエです」

そして、

「いま、チューブラーホイールを金持ちの車が踏み潰すなら

相手の保険金でクリンチャーに買い換えるね」

とまで言います。

 

チューブラーの面倒なことと、クリンチャーでの利便性を考えると

かなりアリです。

 

ついでなんで、雨上がりの庄内川を爆走し

あまつさえ、庄内パヴェ地公園に突入。

アイオロスクリンチャー2 001.jpg

 

個人的な意見なのですが、このBONTRAGERのアイオロスホイールは

雨でもアルミリム並みに、あるいは比較メーカーによってはアルミリムよりも

ブレーキ効きます。マジで。

「雨男」を通り越して、「妖怪・雨降らし」もしくは

「雨神様」と謳われる梅林。

さんざん、雨のレースをアイオロスで走ってきましたが

いっさい、不安なし。

最初のリムコンタクトこそ、水分がついているだけ滑りますが

そこの瞬間でうまく水分を蒸発・飛ばせばグンっと制動力がかかります。

むしろ、ブレーキのゴムがいつまでも磨り減るばかりでズルズル止まれない

そこらのアルミリムよりも安全です。

(熱による、カーボンの膨張や破断はありうるとは思いますが)

 

今回のクリンチャーも、まったく同じで非常にコントロールしやすい

制動力です。

また、ついてきたBONTRAGER R4タイヤも濡れた路面や

砂が出ているところ、滑りやすい石畳でもしっかりグリップしてくれました。

 

で、そのBONTRAGER R4タイヤ。

アイオロスクリンチャー2 004.jpg

「なんか、どこそこのメーカーのナントカいうタイヤに乗り味が似てるな~」

と思ってまして。

たまたま現れた、仲の良いタイヤメーカーさんに見せたところ触っただけで

「多分コレ、〇〇とか△△とかと同じところで造ってて

◇◇と同じコンパウンドですよ」

と。

さすがに、タイヤに命を懸けてる人は違うな~と感心するとともに

その◇◇というタイヤが、梅林が似てると感じていたメーカーとドンピシャだったので

タイヤソムリエとしての舌もなかなかだなぁと自画自賛・・・・。

なんだけど、うちの利國先生も触っただけで乗らずに当てる・・・

 

ということでですね。

今度は、そのミ・・・じゃなかった、BONTARGER R4

を外して、あえて他のタイヤにてテスト。

アイオロスクリンチャー2 005.jpg

ここしばらく、大変お世話になっている

IRCの超高性能クリンチャータイヤ・ASPITEを装着。

IRCさんは、名古屋駅前に本社を構える

梅林との地域癒着型メーカーでございます。ええ。

 

その上で、チューブラーのアイオロスをホッシー壱号に装着しまして

いざ、「うめぞう錬」に発進。

高速巡行あり、登りあり下りあり、強風ありとおおよそロードバイクに走ることで

起こりうるすべての要求にて、120kmの行程の半分でホイールを交換することで

徹底比較検証。

 

 

ホッシー壱号の感想

「・・・コレ、かなりアリですねぇ・・・」

 

実測で、前後でタイヤ込みで200gほど重いはずなんですが

乗った感触でいうと、そこまでの重量差はないように感じます。

それよりも、今の現状で言うと

「クリンチャーの開発が進んでいて、チューブラーの開発が鈍い。

良いチューブーが少ない」

という実態からすると、このカーボンクリンチャーという選択肢はかなり

アリ

だと思います。

 

とは言うものの、カーボンクリンチャーにすることで

「目をつぶらざるを得ないところ」

というのは存在してしまいます。

 

クリンチャーの利便性を考えると

もっと万人向けに・・・とは思うのですが。

基本的に、このホイールは硬いです。

スポークは普通の太さのDTスイス製にて

ハブも、DTスイス。

思うに、リムのカーボンが非常に硬いのかと。

その分、リム側が(比較的)柔らかいアルミリムに比べて

反応が速く、軽く進みます。

しかし、その反面でいわゆる

「脚にくる」ホイールです。

 

ホイールの性能が高い分だけ

それなりのことを乗り手に要求してくると感じます。

 

また、カーボンリムの剛性によって硬いことで

ハンドリングへの反応も速いのですが、やはりその分は

乗り手のちょっとした動きがモロに車体に反映されます。

いまのところ、信頼性の高いタイヤでしかテストしてないのでわかりませんが

このホイールに、軽いだけでタイヤのケーシングの剛性がないタイヤや

抵抗は軽いけどグリップ感の薄いタイヤを使うと

コーナーリングでふらふらして落ち着かないと感じるか

下手すると「危ないホイール」という間違った認識を持たれてしまうのではないでしょうか?

 

今後も、より深いところまで検証するために

さらに色々と走ってみたいと思います。

 

結論としては

「コレ欲しい」に変わりはないんですけどね・・・

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