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【木祖村続編】打ちのめされた、残念レース!!【お腹へった・・・】
by: 梅林 康典
さて、先日にお伝えした
の、木祖村2daysロードレース。
の一日目で、まぁ実力通り?タイムアウトになった三人・・・
これにて、木祖村のロードレースは終了~~~!!
ということではなく。
2daysですからね!二日間!しっかり!走れます!!
一日目でタイムアウトになっても、残念レースが用意されてます。
わぁ、主催者のサービス満点・・・。
「残念レース」と言っても、そこはそもそもレベルの高い木祖村。
距離も、74kmと一日目と同じ。
スタートリストの顔ぶれも、実業団のE2クラスとかE1クラスで見る総勢58名。
しかも意外と商品も豪華で、本戦のポイント賞が信州ワインなのに対して
果物ジャム、とか。
極めつけは、本戦の優勝賞品の「鹿の毛皮」に対して
「キツネの毛皮」・・・
ネタでやるにしては、ずいぶん手の込んだことをやってくれます。
ということで、朝の9時スタートに合わせて
朝食もガッツリ食べて、しっかり食べて
(大事なことなので、二度言いました)
現地へ。
朝から気温が高いのですが、テントで直射日光を避けつつ
アップをしっかりと。
そして、スタートラインへ
何か期するものがあり、最前列に並ぶ窪田選手。
一方
なんだか定位置のような、最後尾からのスタートの二人。
まぁ、スタートしてからはですね。
散発的なスピードの上げ下げがあったものの、比較的まとまって一周目をクリアして。
登りに入る手前まではかなり後方にいましたが、
持ち前のすり抜けクライムで一気に前方へ。
二人逃げみたいのがいましたが、頂上手前で集団とともに掴まえるように動く。
14分28秒
平均速度 36.1km/h
平均心拍 80%/MAX
平均出力(NP) 224w (体重比4.5倍)
ということで、体の動きも悪くないと感じる。
2周目。
もはや恒例ともいえる、相変わらずのテクニカルなコーナーで遅れる→登りで踏んで詰める
の「無駄足の大盤振る舞い」にて集団後方にて生存。
ゴール前の登りにて、練習の時と同じペースで踏んでいき
後ろにチームメイトがついてきてるのを確認して、3周目に入る・・・
のだが、「また下りで追い付かれるな・・・」と消極的な考えがよぎり
頂上付近で踏むのをやめる。
13分54秒
平均速度 37.7km/h
平均心拍 83.5%/MAX
平均出力(NP) 220w (体重比4.4倍)
しかしこの時、踏むのをやめた途端に妙な倦怠感が体に。
まぁ、二日連続のステージレースだしなぁ。
疲労もあるわなぁ。
とそのまま進行。
3周目(だったと思う)
ダム湖を挟んで反対側の、クネクネ区間。
橋を渡る箇所で何回か、排水のためのグレーヂングや段差があり
気を付けながら走行していましたが・・・
なんとか前方に展開しようとしていた、窪田選手が突然のスローダウン・・・
「パンクっす!!」
え?え!?
と思う間もなく、窪田選手は停止。
一瞬、体の内部から妙な変調を感じる自分よりも窪田選手のほうが・・・
ホイールを差し出すか・・・
と考えるが、たぶん規定ではNGだろうな・・・とそのまま進行。
集団後方にて、仲良くランデブー。
3周目後半から、体の中のエネルギー不足を感じ
慌ててポケットのゼリーを補給するが時すでに遅し。
14分18秒
平均速度 37.1km/h
平均心拍 83%/MAX
平均出力(NP) 220w (体重比4.4倍)
4周目で、完全に集団から零れました。
集中力も切れ
カメラに向かって、ポーズとってみたり
ピットの前で、関係者の皆様から色々といじられたりする。
15分22秒
平均速度 34.4km/h
平均心拍 77.3%/MAX
平均出力(NP) 208w (体重比4.08倍)
ラップタイムがちゃくちゃくと落ち、負荷もあげられない・・・。
5周目、突入。
しかし、ここらで同じチームの服部選手からも遅れるようになる。
普段であれば、いくらなんでもここまでの失速はあり得ない梅林。
その時、なにが起こっていたのかというと・・・
「・・・お、お腹減った・・・」
はい、ハンガーノックです。
レースの半分で、ゼリー系補給食を2個も摂ったにも関わらず
エネルギー不足。
朝食をかなりしっかりと食べていたにも関わらず、ハンガーノック。
これが、二日連続でレース強度で走ることの恐さですね。
ゴールデンウィーク中の連休を使って、二日連続で高い強度で走り
回復させる練習はしておりましたが・・・
やはり、一日目終了時のカロリー特に炭水化物の補充が圧倒的に足りなかった模様。
完全にパワーダウンし、5周目時点での心拍の負荷が上がらず
出力も、NPで体重比4倍を下回り
さらに集中力も途切れ、コーナーリングも練習のような低いスピード。
ダム湖の駐車場に現れた、午後のレースのホッシー壱号と
「監督」に
「腹減った~・・・!!」
と告げながら、通過。
正直、残念レースで脚切りタイムアウト・・・
という情けない結果になるくらいなら自分で降りようとも思うが
せっかくここまで来たので最後尾でもいいからゴールしようと、思い直す。
6周目。に至っては、ついにラップタイムが
17分11秒 まで低下。他の数値も
平均速度 31.1km/h
平均心拍 70%/MAX
平均出力(NP) 176w (体重比3.5倍)
まで、低下。
コース確認しながらの試走レベルまで落ち込む。
走ってることよりも、ゼッケンのマグネットが取れて
バタバタするのが気になったりする・・・。
しかし、ここで救いの手が。
レース規定による、補給の周回数。
サポートスタッフ・前田の「ネタ」もあったが
ほとんど止まるくらいの速度まで減速して、ゼリー系補給食を2個うけとり
(これが、午後のレースでの「ホッシーに渡すゼリーがもうない!!」事態を生み出すことに・・・)
しかし、受け取ったゼリーを大事に摂取して
残り2周は、ラップタイムを16分を切るところまで持ち直し・・・
たものの。
とうに置き去りにしたはずの、最後尾集団にいったん吸収される醜態をさらし。
それでも、なんとか集団の頭でゴール。
結果
トップから、10分おくれの31位(完走38名中)という惨憺たるリザルト。
一方、実業団未登録ながらも挑戦した服部選手。
最後まで、ペースを落とさず
トップから5分26秒の26位。
健闘しました。
梅林としては、
コースへの向き・不向きはあるにせよ
普段の実業団でE2クラスで競っている選手が上位にいる結果を考えると
非常に情けない順位です。
はい。
しかしですね。
新たな目標ができました。
それは・・・
来年は、残念レースでの上位を目指します!!
(本戦じゃないの?という突込みは置いておいて)
そのためには、来年は
1軍と2軍で参加したいです。
1軍はホッシーの本戦レースでの上位。
2軍は、残念レースでの上位。
を目標に・・・
また、来るぜ!!
木祖村!!
まで、低下。