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Di2の互換性(6770/6870mixの注意点!!)
by: 利國 真平
6870リリース当初、
RDとスプロケット、チェーンを交換すれば、11速化できる!!
と噂されていましたが、
実際にできてました◎(ただし、メーカー保証外)
5800世代105がリリースになっているので、
それらを使えば、RD-6870を含む3点で
パーツ代の最低予算ざっくり3万円ほどで、
Di2 6770 フルセットユーザーは、なんと11速化が出来たのです◎
しかしながら、
このほどシマノさんがファームウェアを更新したのに伴って、、、、
RD-6870だけの交換では動かなくなってしまいました。。。。(涙)
今回の更新で、FDとRDは同世代でなければ動かなくなりました。
(レバー、ジャンクション、バッテリー関連は大丈夫でした)
ですので、RD‐6870 FD‐6770 の組み合わせでは、
レバーの変速スイッチを押しても、FD/RDともにピクリとも動きません。。。
FDの線(Eチューブ)を外すと、RDは動くようになります。
FDとRD両方が接続されると動かなくなるようです。
しかしながら、動かなくなったままではいけませんので、
自前で検証をすすめたところ、
BMR‐1(バッテリー台座) のファームウェアのバージョンが
最新になってしまうと動かなくなることが判明しました。
今回確認がとれたのは以下です。
レバー(ST-6770):ver2.20 最新
ジャンクションA(EW67-A-E):ver2.02 最新
FD(FD-6770):ver2.02 最新
RD(RD-6870):ver2.60 最新
バッテリー台座(BMR-1):ver2.05 以前
上記の組み合わせで動きました。
FDの操作も可能ですし、RDに追従した動きもします。
しかし、バッテリー台座のファームウェアを
最新:ver3.05にしてしまうと動かなくなります。
一度最新版に更新したファームウェアは、
基本的にはもうもとには戻せません。
(その道詳しい方にはできるのかもしれませんが、
少なくとも、メーカーから入手することはできません。)
もちろん、動くとは言ってもメーカー保証対象外の組みあわせとなりますので、
自己責任での使用となりますが。。。
これまでmix仕様で使ってきたユーザーさんは、
ファームウェアアップデートををすることで、
使用不能
となりますので、mixユーザー様はくれぐれもご注意下さい。
2014.08.12 利國真平