ホイールバランサーとは?(まず、こちらを一読下さい。)
by: 利國 真平

動画の取り方を変更しました!少し見やすくなっております◎が、長いです・・・

before/ after、30~100km/hまでをおのおの一本の動画にしております。

白板の数字に丸をつけた後5~10秒が表示の速度域での回転です。

 

<今回のサンプル>

ホイール:シマノ 7850-C24‐CL

タイヤ:mavic K10

 

before balance 30~100km/h

  http://youtu.be/lX1V2ZXazw4

after balance 30~100km/h  

  http://youtu.be/sad_q678uvc

 

タイヤ、チューブ条件も影響しますが、7850はホイールバランスの観点からは優秀です◎

40kmまでほぼ振れはなしでした。

 

振れ始めが50km/hで、

共振?ポイント(一番大きく触れる速度域)は60km/h前後。

70km/前後まで振れが続きます。

山下りの速度にドンピシャな領域です。

一番スピードが出ている時が一番暴れているのです。

こんな怖いことはありません。

 

概ねどのホイールもこの一番振れるポイントは60km~70km/h前後にあるようです。

優秀なホイールシステムでは今回の7850の様に40kmあたりまでの常用域では振れないものもありますが、

逆にこの共振エリアで振れないものは現在の所までありません。

”安全にかつ早く下れる” 性能は ホイールバランサー でしか実現できないのです。

 

また、ほぼ振れていないように見える30~40km/hエリアですが、加速時は少なからず振れが発生しています。

低速域から中速域での ”キレのある加速” 、30km/h後半以降の ”高効率な高速巡航” を実現するためにも

ホイールバランサー は有効なのです◎

 

<ホイールバランサーを行う際の注意点>

●ホイールには実際の走行時に必要なものは全て取り付けておく。

 

 物によっては、0.1gでも回転挙動に影響が出てしまいます。延長バルブ、センサーマグネット等の部品で必要なものは取り付けた状態でバランス取りを行います。移動できるマグネットは可能な限り重い部分のカウンターに当ててバラストの代わりをさせます。軸中心に近く、寄与度はそれほど大きくないですが、スプロケットも取り付けて行う方がベターです。

 

●ホイールのみの重量バランスが問題ではなくホイールシステムとしての重量バランスが重要。

 

上記内容のとおり、かなりシビアなチューンのため、タイヤ/チューブはなるべく高精度(軽量)なものが望ましい。軽い=均質度高い=重量バランス良好と考えられるため。また、バルブ部はなるべく必要最低限の長さが好ましい。これらにより、貼り付けるバラスト重量が抑えられる。

 

●ホイールのシステムでの状態が変われば、バランスは崩れる。

 

タイヤの偏磨耗によりバランスが崩れることが考えられます。局所的なトレッドの削れや、継続使用でのトレッド消耗によりバランスは崩れて行きます。使用により少しずつですがホイールバランスは変化していきます。また、シーラント(パンク防止剤)も影響します。シーラントは抜いての施工になります。

また、シーラント同様、何らかの流体(水分)がリム内に残留している場合も、施工精度が悪くなりますので水抜きが必要です。そのため、別途水抜きの確認・作業が必要な場合があります。(内容により別途料金が発生します。)※ご自身で、ある程度作業される場合は、新品タイヤに付け替え、その際、水抜きをした状態にてお持ち頂く事をオススメします。

 

2012.07.18 利國真平 

 

・ホイールバランサー特設ページ

http://www.ysroad.net/support/tech/wheel/#news

・Ys ZADAN-KAI  お題:ホイールバランサー

http://www.jitensya.co.jp/wasntbuilt/zadankai.php

 

前の記事へ

次の記事へ