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久々のバイオ・プレミアム的ななにか
by: 梅林 康典
梅林です。
先日、スタッフで乗鞍スカイラインを登った時に
ロバ・水野に4分前後も離されました。
果たして、コレがもうすぐ36才のちっこいオッサンの限界なのか?
体格的に恵まれた若者には勝てないのか?
そうではないハズだッ!!
もっと、技術的な部分で伸ばせる余地があるハズだッ!!
ということで、今回バイオレーサー・プレミアムを受けに来られたのは
こちらの女性。
キャノンデールの誇る、乗りやすいアルミ・CAAD8ですが
コンポを全とっかえで5700系の105に。
ホイールをMAVIC キシリウムエリートにグレードアップし
「もうそれCAAD8じゃなくね?」
という状態。
「カンチェラーラが好きで、登りが苦手!」
ということで、このプレミアムのフィッティングで最終的には
こうなって頂きます。
「いや、なれないダロ。骨格的とか人種的に」
まずは、
いつもの立位体前屈。
もう少し近づいて。
腰椎は柔軟性がありそうですが、股関節が少し堅そうです。
ふむふむ。
もともと、名古屋店にてバイオ1000のデータをもとに車体を購入して頂いたので
基本的にはサイズは合ってます。
柔軟性と、筋力を考慮して
使用前。コレが↓
こうなった。
良く見ると、肩周りの緊張が取れて自然に下ハンドルが握れるようになりました。
デッカイ鏡を使って、ご自身のフォームの変化のチェックと
レーザー光線を当てて、膝軌道の確認を行います。
今回の段階では、膝軌道に変なクセは見受けられなかったので
あまり手を入れず、
クリートの適正な位置調整と
サドル周りの位置関係
ハンドル落差の適正値への調整
に留めました。
そして
ペダリング解析システムによって、傾向と対策をご提案。
名古屋店が誇る最新機材・「轟サイクロン壱号」によって
風を切って走るカンチェラーラの気分が味わえます。
(中身は単なる、業務用扇風機ですがね)
傾向として、平地は安定した出力とペダリング効率を維持できますが
登りになると、急激に出力・ペダリング効率が不安定に。
まずは、上半身のしっかりした活用と
使うべき筋肉と使わなくていい筋肉のレクチャーをさせて頂きました。
数ヶ月後、アフターで再びトライした際に
どこまで向上したかが楽しみです!!
梅林もまだまだ、強くなる自分を諦めません!!
技術の向上によって、ロバに勝ってみせます。
お楽しみに!!